17日の株式相場見通し=円安一服で売り優勢の展開に

市況
2018年7月17日 8時47分

17日の東京株式市場は、日本市場が休場だった16日も含めて、前週末13日と16日の両日の米株式市場で、NYダウ平均株価が合計約130ドル上昇したものの、現地16日夕刻に、18年4~6月期決算を発表した米動画配信大手のネットフリックスの契約者数が想定を下回ったことから、株価が米時間外取引で急落したことがマイナスの影響を与えそうだ。17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円30銭台での推移と円安・ドル高基調が一服している。

16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比44.95ドル高の2万5064.36ドルと3日続伸した。金融株を中心に値を上げNYダウは堅調。好調な決算を発表したバンク・オブ・アメリカが高く、JPモルガン・チェースやシティグループも値を上げた。アマゾン・ドット・コム、ネットフリックスも高い。半面、原油安を受けエクソン・モービル、シェブロンが安い。キャタピラー、テスラも値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比20.257ポイント安の7805.719と3日ぶりに反落した。

日程面では、ユンケルEU委員長が来日し日欧EPA協定に署名、6月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、パウエルFRB議長が米上院で議会証言、米6月の鉱工業生産・設備稼働率。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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