PCNETは大幅反落、19年5月期は30%営業増益見込みも材料出尽くし感強まる

材料
2018年7月17日 10時09分

パシフィックネット<3021>は大幅反落となっている。13日取引終了後に発表した19年5月期の連結業績予想で、売上高45億円(前期比1.5%増)、営業利益3億1000万円(同30.3%増)、純利益2億円(同26.5%増)と大幅増益を見込むものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

中古パソコン買取・販売店舗の全店舗の閉鎖や譲渡に取り組んでいることが売上高を押し下げる要因となるものの、収益構造の転換として取り組むIT機器の導入、運用・管理、使用後の機器の排出を管理するLCM(ライフサイクルマネジメント)事業の伸長を見込み増収を確保する。また、年間配当は前期比1円増の21円を予定している。

なお、18年5月期決算は、売上高44億3100万円(前の期比4.6%減)、営業利益2億3800万円(前の期1600万円)、純利益1億5800万円(同600万円の赤字)だった。

同時に、21年5月期を最終年度とする中期経営計画も発表し、最終年度に売上高55億円、経常利益5億円(19年5月期予想3億円)を目指すとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年07月17日 10時11分

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