コーエーテクモ急騰、第1四半期2.3倍営業増益と1対1.2株の株式分割を好感
コーエーテクモホールディングス<3635>が急騰している。23日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高81億900万円(前年同期比24.4%増)、営業利益22億9400万円(同2.3倍)、純利益28億3800万円(同7.2%減)と大幅営業増益となったことが好感されている。
主力のエンタテインメント事業で、スマートフォンゲームの運営収入が増加したことに加えて、IP許諾のロイヤルティー収入が増加し、全体の売上高および利益を押し上げた。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高410億円(前期比5.3%増)、営業利益120億円(同2.5%増)、純利益125億円(同4.0%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、9月30日を基準日として1対1.2株の株式分割を実施すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)