三菱UFJなど銀行株が続伸、米長期金利上昇で見直し買い継続
銀行株が続伸。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といったメガバンクが上昇しているほか、静岡銀行<8355>、七十七銀行<8341>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>といった地銀株、それに第一生命ホールディングス<8750>やT&Dホールディングス<8795>といった生保株にも買いが流入している。
23日のニューヨーク市場で米10年債利回りは一時、2.95%に上昇。日銀の金融政策の修正思惑もあり、米長期金利が上昇し、これを受けJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が買われた。この日の東京市場でも銀行株への見直し買いが続いている。市場では、30~31日の日銀金融政策決定会合での金融政策の柔軟化が検討されるかに関心が集中しており、「日銀会合の結果が出るまでは、銀行株には思惑買いが入る展開が続きそうだ」(アナリスト)との見方が出ている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)