本日注目すべき【好決算】銘柄 JMC、ブロドリーフ、信越ポリ (24日大引け後 発表分)

注目
2018年7月25日 7時00分

24日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

JMC <5704> [東証M]  ★上期経常を4.6倍上方修正・2期ぶり最高益へ

◆18年12月期上期(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の3700万円→1億6900万円に4.6倍上方修正。増益率が4.1倍→19倍に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。鋳造事業で自動車EV化による新規部品開発案件や難易度の高い重要保安部品の試作案件の受注が伸びたことが寄与。3Dプリンター出力事業で心臓カテーテルシミュレーターなどの販売が好調だったことも上振れに貢献した。

ブロドリーフ <3673>   ★上期税引き前を65%上方修正

◆18年12月期上期(1-6月)の連結税引き前利益を従来予想の9.3億円→15.3億円に64.5%上方修正。増益率が2.6%増→68.9%増に拡大する見通しとなった。ユーザー更新需要の増加を背景に、自動車関連向けシステムの販売が好調で、売上が計画を上回ったことが利益を押し上げた。

日車両 <7102>   ★4-6月期(1Q)経常は2.6倍増益・上期計画を超過

◆19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の19.5億円に急拡大して着地。建設機械事業で国内向け大型杭打機や海外向け発電機などの販売が増加したことが寄与。鉄道車両事業とエンジニアリング事業が黒字転換したことも利益拡大に貢献した。

上期計画の7億円をすでに2.8倍も上回っており、業績上振れが期待される。

タムロン <7740>   ★上期経常を58%上方修正、通期も増額

◆18年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の13億円→20.5億円に57.7%上方修正。写真関連事業で自社ブランド、OEMともにカメラ用レンズの販売が好調だったことが寄与。販管費の削減を進めたことも上振れの要因となった。

上期増額分を下回る形で、通期の同利益も48億円→51億円に6.3%上方修正。増益率が17.1%増→24.4%増に拡大する見通しとなった。

信越ポリマー <7970>   ★非開示だった今期経常は10%増益、4円増配へ

◆19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.8%増の20.2億円に伸びて着地。半導体業界の旺盛な需要を背景に、ウエハー搬送容器の出荷数量が伸びたうえ、値上げ効果も収益を押し上げた。

併せて、非開示だった通期の同利益は前期比10.0%増の80億円に伸びる見通しを示した。業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当を16円(前期は12円)実施する方針とした。

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