NY株式:NYダウは197ドル高、EU首脳会談を控えて様子見ムード

市況
2018年7月25日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は197.65ドル高の25241.94、ナスダックは1.10ポイント安の7840.77で取引を終了した。検索大手アルファベット(GOOGL)の好決算を受けてハイテク株を中心に買いが先行。ナスダック総合指数は一時最高値を更新したものの、利益確定の売りで引けにかけて下落に転じた。一方、ダウ平均は複数の構成銘柄が好決算を発表して堅調推移となった。ただし、明日の米・EU首脳会談を見極めたいとの思惑もあり、上値は限られた。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや電気通信サービスが上昇する一方で耐久消費財・アパレルやメディアが下落した。

アルファベットの好決算を受けて、今週に決算発表を控えるSNSのフェイスブック(FB)やネット小売のアマゾン(AMZN)に買いが広がった。医薬品のバイオジェン(BIIB)、複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)、オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は、決算内容が好感され堅調推移。通信大手のベライゾン(VZ)は、5四半期連続で契約者数が増加したほか、通期見通しを引き上げ買われた。一方で、家電のワールプール(WHR)は、原材料費高騰の影響による軟調決算が嫌気され大幅下落となった。

マーケット終了後に通信大手のAT&T(T)が発表した4-6月期決算は、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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