明日の株式相場見通し=決算本格化で個別物色が旺盛に、日経平均株価は堅調推移

市況
2018年7月25日 17時36分

あす(26日)の東京株式市場は、4~6月期の決算発表が本格化してきたことで、この内容を評価しながらの個別銘柄物色の流れが強まりそうだ。30~31日に開催される日銀金融政策決定会合での金融政策見直しへの懸念がくすぶり続けるなか、売買代金は低迷しているものの、日経平均株価は堅調な推移となりそうだ。

市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が4日ぶりに大幅反発したことや、中国での景気刺激策が好感されて、鉄鋼、非鉄、機械などの輸出関連銘柄が買い進まれた。ただ、東証1部の売買代金は、1兆9846億円と2兆円を割り込んで、6月11日以来約1カ月ぶりの閑散商いとなった。4~6月期の決算発表が本格化しているため、徐々に売買代金の増加は見込めるものの、本格的な復活は日銀の金融政策決定会合が終了する31日以降となりそうだ」との見方が出ていた。

日程面では、システムおよびソフトウエアに対するテクニカルコンサルティングおよびエデュケーションサービスを手掛けるエクスモーション<4394>、個人認証、マーケティング、コミュニケーションなどを目的とした企業から個人向けSMS(ショートメッセージ)配信サービス事業を手掛けるアクリート<4395>の両社が東証マザーズ市場に新規上場する。

このほかに、全国知事会議(27日まで)、6月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、世界貿易機関(WTO)一般理事会、米6月の耐久財受注が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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