7月25日のNY為替概況
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円12銭から110円67銭まで下落し、111円00銭で引けた。
金融政策決定会合を来週に控え、日本銀行も金融緩和の出口戦略の検討を始めるとの見方に円買いが加速。また、トランプ政権が年内に外国製自動車2000億ドル相当に25%関税を発動する見込みだと伝わったためドル売りが優勢となった。
その後、会談で、EUが譲歩し関税引き下げで合意、貿易戦争回避することが明らかになるとリスク選好のドル買い・円売りが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1664ドルまで下落後、1.1739ドルまで急伸し、1.1735ドルで引けた。
米欧州連合(EU)首脳会談の結果を受け、貿易戦争が回避されたことが明確化するとユーロのショートカバーが加速。
ユーロ・円は、129円41銭から130円25銭まで急伸した。欧米の貿易戦争回避でリスク選好の円売りが再燃。
ポンド・ドルは、1.3133ドルから1.3201ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9949フランから0.9909フランまで下落した。
【経済指標】・米・6月新築住宅販売件数:63.1万戸(予想:66.8万戸、5月:66.6万戸←68.9万戸)
《KY》
提供:フィスコ