225型銘柄がさえないなか、中小型株へと関心が向かいやすい/後場の投資戦略

市況
2018年7月26日 12時25分

日経平均 : 22592.23 (-22.02)

TOPIX  : 1765.10 (+11.62)

[後場の投資戦略]

日銀が31日に予定されている金融政策決定会合で年間6兆円購入する上場投資信託(ETF)の購入配分について、東証株価指数(TOPIX)連動型ETFを増やすなどの見直しを検討すると報じられたことで、ファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>などの225型の銘柄が全般軟調な推移をみせている。これまで日銀による225型ETFの購入が株価水準を押し上げてきた面は強く、これらインデックス主導で上昇していた値がさ株に売りが出ていることで、日経平均の一段の上値追いの動きには慎重になりやすいだろう。

他方、需給改善期待から中小型株の上昇が目立つ東証1部では、前引け時点で8割以上の銘柄が値上がりをみせている。全体としては、決算内容を見極めたいといったムードが強まりやすいなかで、主力処では、決算前の先回り物色や週初から散見されている金融株や自動車株などといったNT倍率の水準訂正の動きにとどまりそうなほか、値動きの軽い中小型株へと関心が向かう展開の継続が意識される。(雲宮 祥士)

《AK》

提供:フィスコ

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