NY為替:米4-6月期GDPへの期待でドル買い強まる

通貨
2018年7月27日 6時30分

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円82銭から111円25銭まで上昇し、111円23銭で引けた。米4-6月期国内総生産(GDP)の成長加速への期待が広がり、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1731ドルへ上昇後、1.1640ドルまで下落し、1.1643ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、市場の予想通り、政策金利据え置きを決定。ドラギ総裁が会見で、インフレの改善を指摘したため、一時ユーロ買いが強まる局面があった。しかしながら、中期的な成長や物価見通しは6月から変わらず、世界の不透明感、保護主義への脅威が存続しており、「大規模な金融緩和が依然必要」とした。2019年の夏終わりまで金利を据え置く慎重な方針を維持したことを受けてユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、130円03銭まで上昇後、129円45銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3190ドルから1.3106ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9909フランから0.9950フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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