10日の株式相場見通し=お盆休み前で持ち高調整の動き、日米新貿易協議の内容を注視

市況
2018年8月10日 8時28分

10日の東京株式市場は、日米両国間の貿易・投資拡大に向けた閣僚級の新貿易協議(FFR)初会合の内容を見極めながらの神経質な展開となりそうだ。また、来週は多くの国内投資家が“お盆休み”を取得することから、それを前に、持ち高調整の売りでキャッシュポジションを高める動きも顕著となりそうだ。10日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=111円10銭台での推移となっている。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比74.52ドル安の2万5509.23ドルと続落した。金融株などが安くNYダウは軟調に推移した。ただ、主力ハイテク株は高くナスダック指数は最高値に接近した。米長期金利の低下を受けJPモルガン・チェースやシティグループが安い。原油安を受け、エクソン・モービルやシェブロンも値を下げた。アプライド・マテリアルズなど半導体株も軟調。テスラも値を下げた。一方、アップルが高く、アマゾン・ドット・コムが連日の上場来高値を更新。ディズニーやナイキが高く、マクドナルドが上昇した。ナスダック総合株価指数は、前日比3.456ポイント高の7891.782と8日続伸した。

日程面では、4~6月期のGDP速報値、7月の企業物価指数、6月の第3次産業活動指数、8月のオプションSQ算出に注目。海外では、米7月の消費者物価指数、米7月の財政収支、英4~6月期のGDPが焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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