13日の株式相場見通し=前週末の欧米株安を嫌気して売り先行

市況
2018年8月13日 8時39分

13日の東京株式市場は、米国との関係悪化に伴うトルコ通貨リラの急落に端を発した前週末の欧米株式の急落を嫌気して売り先行のスタートとなりそうだ。13日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円60銭台での推移となっている。

10日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比196.09ドル安の2万5313.14ドルと3日続落した。トルコリラの急落に伴う地政学リスクの高まりを背景に、米株式市場は下落した。新興国市場への警戒感に長期金利の低下も加わり、シティグループやJPモルガン・チェースなど銀行株が安い。キャタピラーやボーイングなど資本財株も軟調。アップルやフェイスブック、アルファベット(グーグル)など主力IT関連株も値を下げた。半面、ウォルマートやプロクター&ギャンブルが高く、原油価格の上昇でシェブロンが上昇した。 ナスダック総合株価指数は、前日比52.672ポイント安の7839.110と9日ぶりに反落した。

日程面では、7月の訪日外国人客数(15日)、7月の貿易統計(16日)に注目。海外では、中国7月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資(14日)、米7月の小売売上高、米8月のNY連銀製造業景気指数、米7月の鉱工業生産・設備稼働率(15日)、米7月の住宅着工件数(16日)、米7月のCB景気先行総合指数(17日)が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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