NY株式:NYダウは396ドル高、米中貿易協議の再開へ

市況
2018年8月17日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は396.32ドル高の25558.73、ナスダックは32.41ポイント高の7806.52で取引を終了した。中国代表団の訪米予定が報じられ、今月下旬から米中貿易協議が再開されるとの期待から買いが先行。複数の主要企業決算も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、食品・生活必需品小売や電気通信サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが下落した。

小売最大手のウォルマート(WMT)は、売上高が過去10年余りで最大の伸びを記録する好決算を発表し大幅上昇。イスラエルの製薬テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(TEVA)は、急性アレルギー反応の補助治療薬「エピペン」のジェネリック薬が米食品医薬品局(FDA)の承認を受け堅調推移。ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、8-10月期の業績見通しが好感され買われた。一方で、百貨店のJCペニー(JCP)は、予想外の通期赤字見通しを示して大幅下落となった。

百貨店のノードストローム(JWN)は、マーケット終了後に5-7月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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