東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株高も半導体関連株の動向と上海株市場に警戒感
20日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前週末比3円安の2万2267円と小反落。
前週末の米国株市場ではNYダウが100ドルを超える上昇を見せ、約半年ぶりの高値に浮上、米中貿易摩擦問題に対する警戒感が和らいでおり、これがリスク選好ムードにつながっている。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上げは小幅にとどまっており、半導体関連株ではアプライドマテリアルズなどが急落、フィラデルフィア半導体株指数も4日続落と下落歩調を続けており、東京市場への影響が懸念されるところ。前週末に2年7カ月ぶりの安値をつけた上海株指数の動向も注視されるなか、積極的な買いは入りにくいとの見方もある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、水産、石油など。一方、値下がりで目立つのは電気機器、輸送用機器、保険、空運など。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)