SBIホールディングス、みなし仮想通貨交換業者に追加出資【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年8月20日 12時29分

仮想通貨取引所の運営なども手掛けるSBIホールディングス<8473>が20日、仮想通貨コバン(c0ban)と動画広告とを組み合わせたサービスを提供する仮想通貨交換企業であるラストルーツ(LastRoots)に追加出資したことを発表した。

ラストルーツ社は、改正資金決済法の下で仮想通貨交換業者として登録されることを目指しながら平行して営業を続けていた「みなし業者」のひとつだが、4月に金融庁より業務改善命令を受けていた。

同社は、2016年7月にICO(仮想通貨技術を利用した資金調達)を実施して6億円超の資金調達を行い、独自の仮想通貨であるコバンを発行して、動画広告とコバンとを組み合わせた広告サービスプラットフォームである「こばんちゃんねる」と仮想通貨取引所「c0ban取引所」とを運営している。

「こばんちゃんねる」は動画広告を最後までみた視聴者にコバンを付与する成果報酬型の事業。またラストルーツ社は、日常生活におけるコバンの決済導入の普及にも取り組んでいる。

SBIバーチャル・カレンシーズという仮想通貨交換業者として登録された仮想通貨取引所を持つSBIホールディングスは、2017年12月にもラストルーツ社に出資を行っていたが、今回の追加出資は一部報道によれば数億円規模で、持ち株比率も3割程になったとみられている。

SBIホールディングスは今回の出資について、ラストルーツ社の事業拡大と登録仮想通貨交換業者となることを支援する。また、デジタルアセット関連のベンチャー企業へ出資することで、デジタルアセットの実需創出促進に寄与するかまえだ。

《SI》

提供:フィスコ

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