21日の株式相場見通し=円高・ドル安進行を嫌気して売り優勢に

市況
2018年8月21日 8時41分

21日の東京株式市場は、市場の売買エネルギー低迷が続くなか、米中貿易摩擦問題とトルコ情勢懸念が上値を抑えるかたちとなりそうだ。さらに外国為替市場での円高・ドル安進行も売り材料となる。21日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円90銭台と、前日に比べて円高・ドル安が進行している。

20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末に比べ89.37ドル高の2万5758.69ドルと3日続伸した。米中貿易摩擦懸念への後退が引き続き株式市場を押し上げた。ボーイングが高く、コカ・コーラやマクドナルドなど消費関連株も値を上げた。アリババ・グループ・ホールディングやバイドゥなど中国ADRもしっかり。好決算を発表したエスティ・ローダーが上昇した。テスラも高い。半面、アップルやマイクロソフトが安く、インテル、アプライド・マテリアルズが値を下げた。ナスダック総合株価指数は、同4.676ポイント高の7821.006と3日続伸した。

日程面では、7月の全国百貨店売上高、7月の全国スーパー売上高に注目。海外ではトルコ市場の21~24日の休場が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.