東海カーボン、日カーボンが戻り足鮮明、鉄鋼向け黒鉛電極の需給逼迫で見直し買い

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2018年8月23日 14時48分

東海カーボン<5301>が4日続伸で25日移動平均線とのマイナスカイ離を急速に縮小させているほか、日本カーボン<5302>も3連騰で8月16日の急落で開けたマドを埋める動き。環境問題などを背景とした中国の生産調整の効果で鋼材市況の回復が顕著だ。また、中国政府が違法操業の電炉による粗悪な鉄鋼生産を排除したことに伴い、電炉に必要な黒鉛電極の需給が逼迫している。これが製品値上げにも反映され、日本の黒鉛電極メーカーにとって強い追い風となっている。東海カーボンは18年12月期営業利益予想について今月7日に今期3度目となる上方修正を発表、前期比6.4倍の740億円と急拡大する見通しにある。また、日カーボンも10日に18年12月期の営業利益予想を増額、前期比5倍の130億円予想とこちらも大きく変貌する見込みにあり、ここにきて改めて見直し買いが流入している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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