エコモット後場急伸、準天頂衛星システム対応の高精度3次元変位計測システムを開発
エコモット<3987>が後場急伸している。午後1時ごろ、古野電気<6814>と共同で、GNSS(準天頂衛星システム)を利用して地盤変位や人工構造物の変位をミリメートルオーダーで計測し、計測データをクラウド上で管理することのできる高精度3次元変位計測システム「DANA CLOUD(ダーナクラウド)」を開発したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
「ダーナクラウド」は、変位観測エリア外に設置したセンサーの座標を基準点として、観測エリア内に設置した複数のセンサー(観測点)の変位量を、GNSSスタティック測位法により3次元で計測する独自の技術を活用することで、高精度な計測を可能したのが特徴。地すべりや火山活動の監視などの防災用途、鉱山の残壁などの地盤変位の監視や、堤防・護岸、ダム堤体、送電線鉄塔、橋梁、構造物、のり面、鉄道路盤などの変状監視や管理など、さまざまな場所での施工管理段階から維持管理まで幅広く対応できるとしている。
なお、8月28日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される建設・測量生産性向上展「CSPI EXPO」に出展するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)