今週の「妙味株」一本釣り! ─ ハリマ化成G

注目
2018年8月26日 9時00分

●ハリマ化成G <4410>  【目標株価】1100円(24日終値920円)

「2ケタ成長路線復帰、BPS約1300円で上値余地大」

ハリマ化成グループ <4410> は8月21日の852円で目先の底値を確認、時価は戻り初動にあり買い妙味が大きい。同社は松ヤニを原料とする化学品の草分け的存在であり、製紙用薬品のほか建築塗料や印刷インキ用の樹脂化成品などを手掛けている。また、高い技術力を背景に電子材料にも展開している。同社が製造する導電性ペーストは熱伝導性に優れ、電子部品の高密度化を可能とするもので多様な印刷方式に対応、「プリンテッドエレクトロニクス」分野での活躍が期待される。

業績面では利益拡大基調が続いており、14年3月期以降、売上高の減収はあっても営業利益段階では前期実績まで5期連続の増益を確保。19年3月期営業利益は前期比12%増の45億円予想と2ケタ成長路線に復帰する見通し。

時価予想PERはわずか8倍、PBR0.7倍弱と株価指標面から水準訂正余地の大きさが意識される。1株純資産並みに買われたとしても1295円まで380円前後の上値余地が残されている計算となる。テクニカル面でも日足一目均衡表で雲の上に再浮上しており、上値期待が膨らむ場面。2月2日の年初来高値987円払拭から4ケタ大台活躍が視野に入りそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.