古野電は年初来高値更新、粗利率の改善が奏功し大幅増益に拍車

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2018年8月31日 13時38分

魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器大手の古野電気<6814>は反発。一時、前日比43円高の1400円まで買い進まれ、27日につけた年初来高値の1394円を更新してきた。

同社は7月12日、19年2月期通期の連結業績予想について、売上高を790億円から820億円(前期比3.7%増)へ、経常利益を20億円から40億円(同2.2倍)へ、純利益を15億円から30億円(同2.4倍)へ上方修正した。

 舶用事業、産業用事業ともに事業環境が概ね想定の範囲内で推移していることに加えて、第1四半期に生産性向上などによる粗利率の改善が予想以上に進んだことが寄与している。また、為替レートがドル、ユーロともに想定よりも円安水準で推移していることも利益を押し上げている。

 株価は、7月12日の業績上方修正を好感して急騰し、27日に1394円をつけて以降、もちあい商状なっていた。ただ、PERは14倍台、PBR1.1倍台と株価指標面で割安なうえ、東証信用倍率は0.71倍と売り長となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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