買い場到来【パラボリック陽転】低PBR 15社選出　＜テクニカル特集＞　9月3日版

特集

2018年9月3日 17時20分

3日の東京株式市場は、売り先行で始まり寄り後も漸次水準を切り下げる展開となった。注目された米国とカナダのNAFTA（北米自由貿易協定）再交渉が予想に反して合意できなかったことや、米国の中国製品に対する追加関税発動の思惑などが足を引っ張った。今晩の米株市場は休場で海外投資家の参戦も限られ、売買高は盛り上がりを欠いた。業種別には空運株の上昇が目立つ一方、不動産や建設などに売りがかさんだ。日経平均株価は前営業日比157円安の2万2707円と続落。東証1部の値上がり銘柄数は410、値下がり銘柄数は1630、変わらずは65。

本特集では、相場のトレンド転換点を計るテクニカル指標「パラボリック」と企業の持っている株主資本（純資産）から見た割安をはかる株価指標「PBR」に注目。東証1部においてパラボリックが3日に陽転した銘柄 33社から、PBRが東証1部平均の 1.31倍を下回る上昇余力があるとみられる 15社を選び出しました。

⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「パラボリック陽転」も、併せてご活用ください。

銘柄名　　　　　ＰＢＲ　ＰＥＲ

<7916> 光村印　　　　　 0.40　　36.2

<8944> ランビジネス　　 0.45　　22.7

<7003> 三井Ｅ＆Ｓ　　　 0.62　　28.9

<6059> ウチヤマＨＤ　　 0.63　　11.1

<7570> 橋本総業ＨＤ　　 0.78　　 9.1

<6985> ユーシン　　　　 0.79　　 6.7

<2540> 養命酒　　　　　 0.79　　40.7

<1833> 奥村組　　　　　 0.81　　16.7

<9364> 上組　　　　　　 0.86　　15.5

<4319> ＴＡＣ　　　　　 0.88　　 9.0