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<マ-ケット日報> 2018年9月6日

市況
2018年9月6日 17時10分

6日の市場は日経平均が5日続落。終値は前日比92円安の2万2487円で、8月23日以来2週間ぶりの安値をつけた。台風21号の被害に続き北海道を襲った大地震で投資家心理が萎縮し全般的に売りが優勢となってしまった。連続する災害にカントリーリスクを感じた外国人の売りも混ざっていた模様。日経平均はとりあえず下値のフシ目2万2500円近辺で下げ止まったが、買い材料が少なく今のところ反発の機運は乏しい。

昨日の米国市場は内需・ディフェンシブ株が買われてダウ平均は4日ぶりに反発した。米国・カナダの貿易交渉で数日中に結論が出る可能性が報じられたことから小口の買い戻しが入ったようだ。一方、米司法長官がIT・ハイテク大手が公正な競争を阻害しているとの疑いを示唆したことで、規制強化への懸念からアップル、アマゾンなどが下落。IT・ハイテク株の多いナスダック指数が1%を超える下げを演じている。

さて、東京市場は台風に続き地震まで発生したことで本日の相場は完全な見送り商状に。被害の全容が掴めず取引時間中に値を戻す動きはほとんど見られなかった。とりあえず日経平均が下値のフシ目に到達したことで売りは収まったが、貿易問題や中国株安が続いていることで買い方は慎重姿勢を崩せない。明日は週末。相場は上値限定的な1日となるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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