14日の株式相場見通し=円安進行と米株高を好感し買い先行のスタート

市況
2018年9月14日 8時32分

14日の東京株式市場は、13日のトルコ中央銀行の予想を上回る大幅な利上げを受けて投資家心理が改善し、新興国通貨全般も落ち着きを取り戻したことで、リスク時の安全資産とされる円が主要通貨に対して売られ、円安・ドル高が進行していることを好感して買い先行のスタートとなりそうだ。また、13日米株式市場でのNYダウ平均株価の上昇も追い風となる。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円近辺での推移となっている。

13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比147.07ドル高の2万6145.99ドルと3日続伸した。IT株中心に上昇し、株式市場は堅調に推移した。米中通商協議への期待感から、ボーイングやキャタピラーなど資本財株が上昇。新製品発表を受けたアナリストからの目標株価引き上げでアップルが反発。エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど半導体株が高い。一方、原油安を受けエクソン・モービルが値を下げたほか、マクドナルドやホーム・デポは安い。ナスダック総合株価指数は、同59.481ポイント高の8013.710と反発した。

日程面では、メジャーSQ算出に注目。海外では、中国8月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、米8月の鉱工業生産・設備稼働率・輸出入物価が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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