省電舎HDがS高、再発防止策発表で特設注意市場指定の解除に期待
省電舎ホールディングス<1711>がストップ高の548円に買われ、なおも買いを集めている。18日の取引終了後、過去に不適切な会計処理が行われたことに対する再発防止策を発表しており、これを好感した買いが入っている。
同社では外部からの指摘により、過去の決算について不適切な会計処理が行われた可能性があることを把握。その後の第三者委員会の設置により架空売り上げの計上や、案件間の工事原価の付け替えおよび工事進行基準を適用した案件における工事原価総額の過小見積りによる売り上げ・利益の前倒し計上などの不正な会計処理などが継続的に行われていたことが明らかになったが、これに対してコンプライアンス・関連法令・上場規則などに関する社員研修の実施や、外部講師による経理セクション並びに営業セクションの会計知識の向上、内部管理体制の充実などの防止策を実施するという。
なお、同社は東京証券取引所から9月1日付で特設注意市場銘柄に指定されていたが、再発防止策発表で解除への期待も働いているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年09月19日 09時58分