新興市場銘柄ダイジェスト:ファルコムが後場急伸、CRI・MWは年初来高値更新

材料
2018年9月19日 15時33分

<4591> リボミック 460 +12

大幅に3日ぶり反発。科学技術振興機構(JST)に早稲田大学との共同研究「人工知能技術を用いた革新的アプタマー創薬システムの開発」が採択されたと発表。JSTが公募したのは、戦略的創造研究推進事業部CREST研究領域「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」。創薬期間の短縮及び創薬成功率の向上を目指す。18年度の委託研究開発費は650万円の予定。

<3486> グローバルリンク 3140 +163

大幅に4日続伸。10月18日を基準日に1株につき2株の割合で分割すると発表。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。また、東証第1部への市場変更申請を行う準備を進めており、流通株式数の基準を満たすことも目的。18年12月期の年間配当を従来予想の25.00円から12.50円(前期実績45.00円)に修正したが、株式分割に伴うもので実質的な変更はない。

<4565> SOSEI 1424 -400

ストップ安比例配分。予期しない毒性所見が見出されたため、詳細を把握するまでの間、ムスカリンM1作動薬であるHTL0018318の臨床開発を自主的に中断することを決定したと発表。HTL0018318は、アルツハイマー病など認知障害に対する新たな治療候補薬。第2相試験は最短でも6カ月延期されるため、ライセンスパートナーからの重要なマイルストンに関する収益は19年には見込まれなくなるとしている。

<3698> CRI・MW 3035 +356

急伸で年初来高値更新。統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX2」の大型アップデートを26日に実施すると発表。ツールの操作性を大幅に向上させる操作レイアウトの刷新とスマートフォンアプリ開発などで使用されているmacOS対応のサウンドオーサリングツールの正式リリースを行う。今回のアップデートで、より効率的なゲーム開発をサポートするという。アップデートで新規の需要が期待できるとして買いが入っている。

<4833> ぱど 474 +30

急伸。印刷物配布を手掛けるリビングプロシードを株式交換で完全子会社化すると発表。リビングプロシード株1株に対し、ぱど株10株を割り当てる。株式交換実施予定日は11月1日。配布・流通部門の統合を加速することで、フリーペーパー業界で日本最大級の配布ネットワークを保有し、収益力及び企業価値を向上させる狙い。経営統合が利益向上に資するとの見方から、買いが集まっている。

<3723> ファルコム 1415 +95

後場急伸。18年9月期の営業利益を従来予想の7.50億円から11.50億円(前期実績9.70億円)に上方修正。ゲームソフトが国内及びアジア地域で順調に販売を伸ばしており、ダウンロード販売も想定を上回った。また、27日発売予定のPlayStation4向けゲームソフトの受注状況も好調なため。同期の年間配当も従来予想の5.00円から記念配当5.00円を含む10.00円に増額修正。

《DM》

提供:フィスコ

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