20日の株式相場見通し=上昇一服でスピード調整、中期的な買い意欲は旺盛

市況
2018年9月20日 8時41分

20日の東京株式市場は、きのうまでの4日続伸で、日経平均株価が合計1067円高と、短期間で1000円を超える急騰をみせたことによる高値警戒感から、上昇一服でスピード調整の展開となりそうだ。きょう午後に、自民党総裁選の結果が明らかになることで、一時的に“材料出尽くしムード”となる可能性はあるものの、補正予算などその後の経済政策への期待感などから、中期的な買い意欲は持続しそうだ。20日の東京外国為替市場では、1ドル=112円30銭台での推移となっている。

19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比158.80ドル高の2万6405.76ドルと続伸した。米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退し米株式市場は堅調。中国の李克強首相が人民元の切り下げを望まないと発言したことも好感された。米長期金利の上昇を受け、JPモルガン・チェースやシティグループなど銀行株が高い。ボーイングやキャタピラーなど資本財株も値を上げた。原油価格の上昇を受け、エクソン・モービルやシェブロンも上昇、アップルやフェイスブックもしっかり。半面、マイクロソフトやナイキ、メルクが安い。ナスダック総合株価指数は、同6.069ポイント安の7950.038と反落した。

日程面では、月極駐車場紹介サービスおよび月極駐車場サブリースサービスのアズーム<3496>が東証マザーズに新規上場する。

このほかに、自民党総裁選投開票、18日時点の給油所の石油製品価格、8月の全国コンビニエンスストア売上高、「東京ゲームショウ2018」(23日まで)に注目。海外では、米8月のCB景気先行総合指数、米8月の中古住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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