<動意株・21日>(大引け)=コラボス、東都水産、小田原エンジなど

材料
2018年9月21日 15時10分

コラボス<3908>=後場急動意し、一時ストップ高。この日、同社のコールセンター向けクラウド型顧客情報管理システム「COLLABOS CRM」とLINE<3938>の法人向けカスタマーサポートサービス「LINE カスタマーコネクト」の連携に向けた機能開発についての進捗状況を発表。現在、人工知能(AI)による自動応答システムとの連携機能について、「LINEカスタマーコネクト」のAIエンジンとの接続を調査・検証中としたことから、進捗順調を確認できたとして買いが入っている。

東都水産<8038>=後場急上昇。同社は午後2時ごろに自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表した自社株買いでは、上限を8万株(発行済み株数の2.02%)、または2億円としており、取得期間は10月1日から12月28日まで。資本効率の向上や機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、株主還元の充実を図ることが目的としている。

小田原エンジニアリング<6149>=大幅続伸。同社は20日の取引終了後、本社工場(神奈川県松田町)敷地内に新工場を建設すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。会社側によると、ハイブリットカーや電気自動車の駆動・発電機用モーターをはじめとした「車の電動化」により、今後モーター用巻線システムの需要拡大が見込まれることから、生産能力の向上、全自動ラインシステムならびに設備の大型化に対応するために、新工場を建設するという。投資額は約18億円で、完成は19年11月を予定している。

クスリのアオキホールディングス<3549>=大幅反発。同社が20日の取引終了後に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)連結決算が、売上高617億1200万円(前年同期比13.4%増)、営業利益35億2300万円(同7.6%増)、純利益24億9900万円(同6.6%増)と増収増益となったことが好感されている。ドラッグストアを16店舗出店しドミナント化をさらに推進したことに加えて、ドラッグストア併設調剤薬局を8店舗出店したことが寄与した。また、5店舗の全面改装を実施するなど既存店の活性化に注力したことも貢献した。

スルガ銀行<8358>=大幅高で底値離脱の動きでストップ高。シェアハウス投資に絡む不正融資問題で株価を急落させ、1000円前後から9月14日には478円の安値に売り込まれた。ただ、足もとはリバウンド狙いの買いに厚みが加わってきた。信用取組は直近の信用倍率が0.81倍と売り長で、全体相場のセンチメント改善も買い戻しを誘発している。

エヌエフ回路設計ブロック<6864>=急伸。同社が20日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を105億円から108億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を11億5000万円から12億円(同8.9%増)へ、純利益を7億5000万円から8億円(同2.7%減)へ上方修正したことが好感されている。電源システム分野および応用システム分野で受注・売上高が堅調に推移していることに加えて、季節性の改善により平準化が進んだことなどが要因としている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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