東京白金の3000円回復は時間の問題か? サンワード貿易の陳氏(三井智映子)

経済
2018年9月21日 15時58分

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。先週の白金市場は上昇しました。ここから上昇トレンドとなっていくのか、先行きが気になるところです。そこで、今回は白金市場についてのレポートをご紹介します。

テクニカルマイスターで陳さんは、白金価格について、『NY白金は760~800ドルのレンジで保ち合いが続いているが、同じ貴金属である金やパラジウムに対する割安感からレンジの下限ではショートカバーが入り、下値がサポートされているようだ』と分析しています。

白金同様に自動車の排ガス浄化触媒に使われる、パラジウムの上昇が白金市場の上昇に寄与していると考察しており、『18日のNYパラジウムは3ヶ月ぶりに1000ドルの大台に乗せ、NY白金も800ドル台に上昇した』と伝えています。

パラジウムの上昇の背景については、パラジウム最大の生産国であるロシアが『14日に通貨安防衛のため3年9ヶ月ぶりの利上げ(7.25%⇒7.50%)を行った』ことを挙げており、また、『原油価格の上昇により通貨ルーブルが対ドルで上昇したことがパラジウム急反発の要因となったようだ』と分析しています。

そして、現状の価格水準について『リーマンショックで暴落した後の2008年10~11月当時の価格帯であるため、値頃感が働きやすい』と伝えるとともに、『東京白金はこれに円安の追い風もあって3000円の大台に接近する上昇となり、テクニカル的にも地合いは好転している。3000円の大台回復は時間の問題だろう』との見解を示しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月20日付「東京白金は下値切り上げの可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

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