明日の株式相場見通し=日米首脳会談を前に買い手控え、日経平均は一服商状に

市況
2018年9月25日 17時46分

あす(26日)の東京株式市場は、現地26日(日本時間27日未明)に予定されている日米首脳会談を目前にして、その内容を見極めたいとの姿勢から買い手控えとなり、日経平均株価は一服商状となりそうだ。

市場関係者からは「きょうは、3月期決算企業の中間配当などの権利付き最終売買日にあたり、配当再投資を目的とした先回り買いが発生するとの思惑から堅調な推移となった。ただ、一方では前週末までの6日続伸で高値警戒感もあり、心理的フシ目の2万4000円を前にして、上昇幅は限定的となった。注目したいのは、東証1部の売買代金が、4兆円近くに膨らんだ前週末に続いてきょうも3兆3881億円と3兆円を上回っている点と、東証1部の値上がり銘柄数が80%を超えていることだ。市場エネルギーの活況さは、堅調相場の中期的な持続を示唆しているようだ」との見方が出ていた。

25日の東京株式市場は、朝方は強弱感が対立し日経平均がマイナス圏で推移していたものの、徐々に買い優勢の展開となった。利益確定の売りをこなし、引け際に一段高して2万3900円台に歩を進めた。日経平均株価終値は、前週末比70円33銭高の2万3940円26銭と7日続伸した。

日程面では、セキュリティー監査・コンサルティングサービス、脆弱性診断サービス、情報漏洩IT対策サービスを手掛けるブロードバンドセキュリティ<4398>が東証ジャスダック市場に新規上場する。

このほかに、日米首脳会談に注目。海外では、パウエルFRB議長会見、米8月の新築住宅販売件数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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