話題株ピックアップ【夕刊】(3):OKウェイヴ、ショーケース、ファーマF

注目
2018年9月27日 15時19分

■オウケイウェイヴ <3808>  3,300円  +280 円 (+9.3%)  本日終値

オウケイウェイヴ<3808>が後場一段高。同社はきょう、対話型AIエージェントサービス「OKBIZ. for AI Agent」を各社のスマートスピーカーを通じて利用できるように、API(アプリケーションプログラムインターフェース)の提供を開始したと発表。「OKBIZ. for AI Agent」は、顧客サポートのさまざまな場面で、自社開発の人工知能(AI)「KONAN」が入力された問い合わせ内容と感情を読み取り、学習したFAQ(よくある質問)の中から最適な回答を自動で返すことができる対話型AIエージェントサービス。「OKBIZ. for AI Agent」APIを用いて、独自の音声Q&Aアプリを作成することで、問い合わせが多い商品やサービスの新しいサポートチャネルになるとしている。

■ピクスタ <3416>  1,982円  +161 円 (+8.8%)  本日終値

ピクスタ<3416>が高い。同社はきょう、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」のサービス提供エリアに、鳥取県と島根県、および四国4県を追加したことを明らかにした。「フォトワ」は、撮影してほしい人とカメラマンをつなぐ、個人向けの出張プラットフォーム。今回の追加により、全国47都道府県のうち43の都道府県で出張撮影を頼めることになる。

■ショーケース <3909>  1,125円  +81 円 (+7.8%)  本日終値  東証1部 上昇率4位

ショーケース・ティービー <3909> が4連騰。子会社の出資先であるリアルワールドゲームスがスマートフォン向けゲーム「BitHunters(ビットハンターズ)」シリーズの第1弾「ビットにゃんたーず」のフィールドテストを26日に開始すると発表したことが買い材料視された。「ビットにゃんたーず」は現実世界を歩いてさまざまな冒険をする位置情報ゲーム。フィールドテストを経てユーザーからのフィードバックをもとに製品版の正式リリースに向けさらなるクオリティアップを目指すとしている。

■メディアフラッグ <6067>  1,793円  +104 円 (+6.2%)  本日終値

メディアフラッグ<6067>が6連騰。流通分野で電子看板などを中心に店舗の販売支援を行う。26日取引終了後、共同印刷<7914>と資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズとなった。店頭販促領域のソリューションサービスで協業を進めるほか、資本面では共同印が同社株式24万株(発行済み株式数の4.79%)を上限に取得する計画にある。

■メディネット <2370>  88円  +5 円 (+6.0%)  本日終値

メディネット<2370>が高い。同社はきょう、米ヒストジェニック社が同国で開発中の自家細胞培養軟骨「NeoCart」について、米国食品医薬品局(FDA)から第3相臨床試験のトップラインデータ及び今後の生物学的製剤承認申請で協議する機会が与えられたことを明らかにした。同社は、2017年12月に米ヒストジェニック社からこの再生医療等製品の日本における開発・販売を目的としたライセンス契約を受け、現在、国内第3相臨床試験の開始に向けて準備中。今後、米ヒストジェニック社とFDAとの協議結果を踏まえ、自家細胞培養軟骨「MDNT01」の開発を進めるとしている。

■ファーマフーズ <2929>  795円  +42 円 (+5.6%)  本日終値

ファーマフーズ<2929>は大幅高で4日続伸、4月初旬以来となる800円台を回復する場面があった。機能性食品素材を手掛け、主力の「GABA(ギャバ)」や骨形成成分の「ボーンペップ」などが好調で業績を牽引、18年7月期は営業利益段階で前の期比3.3倍の2億9600万円と急拡大、さらに19年7月期も前期比32%増の3億9000万円を見込む。また、ノーベル賞ウイークを目前に控えるなか、10月1日の医学生理学賞では昨年に続き免疫関連が注目されており、そのなか同社は「免疫チェックポイント阻害剤関連株としての位置づけで短期筋の買いを誘っている」(国内中堅証券)との見方も出ている。

■ブロッコリー <2706>  2,326円  +109 円 (+4.9%)  本日終値

ブロッコリー<2706>が大幅高で4連騰。売買高こそ盛り上がりを欠いているものの、ここ売り物薄のなか継続的に上値を買い進む動きが観測される。ゲームソフトや関連グッズなどの物販を手掛ける。同社の主力コンテンツである「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズが好調なほか、ネコや小鳥の、ぬいぐるみシリーズが好調で収益に貢献、19年2月期第1四半期の営業損益は1億1800万円と黒字化を果たしている。テクニカル的にも底値圏での5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現で先高期待が膨らむ可能性がある。

■ミズホメディー <4595>  3,045円  +60 円 (+2.0%)  本日終値

ミズホメディー<4595>は一時急伸。同社はきょう午前10時30分に、遺伝子解析装置「全自動遺伝子解析装置 Smart Gene」、及びマイコプラズマ核酸キット「スマートジーン Myco」を10月15日に発売すると発表。この装置及びキットを利用することにより、基幹病院だけでなく開業医や診療所など患者に近い診療現場で、簡易迅速かつ高感度に実施することができるため、早期の確定診断が可能になり、投薬や治療方針の決定に貢献することが期待されている。

■三社電機製作所 <6882>  1,325円  +21 円 (+1.6%)  本日終値

26日、三社電機製作所 <6882> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる35万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月27日から12月28日まで。

●ストップ高銘柄

田淵電機 <6624>  284円  +80 円 (+39.2%) ストップ高   本日終値

平和紙業 <9929>  570円  +80 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値

大村紙業 <3953>  1,086円  +150 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値

など、5銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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