新興市場銘柄ダイジェスト:アイサンテクノが大幅続伸、テンポイノベはストップ高

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2018年10月3日 15時38分

<7523> アールビバン 781 +21

大幅反発。連結子会社で金融サービス事業を営むダブルラックが19年3月期第2四半期に6.01億円(第2四半期累計で8.91億円)のデリバティブ利益を営業外収益に計上すると発表。19年3月期第2四半期および通期の業績予想は、現在精査中。経常利益の従来予想は第2四半期累計が前年同期比23.3%増の7.70億円、通期が前期比28.8%増の11.80億円となっている。

<6469> 放電精密 1568 -203

大幅に8日ぶり反落。19年2月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比905.0%増の3.72億円と発表。航空機エンジン部品の圧縮機・燃焼器部品等が好調だった事に加え、成田事業所での爆発火災事故による代替生産に伴う原価高が解消され、利益を押し上げた。通期予想は前期比145.5%増の9.54億円で据え置いた。進捗率は約39%に留まっており、買い一服とみた投資家が売りを出した。

<3989> シェアリングT 2180 +177

大幅反発。完全子会社のリアブロードが運営する海外留学サービス「スマ留」の9月度申込件数が265件となり、前年同月(35件)比で757%を達成したと発表。サービス開始後、過去最高の伸び率。申込件数は6月に239件を記録した後、7月に217件、8月に151件と減少していただけに、9月の回復を受けて投資家の間に買い安心感が広がっている。

<3484> テンポイノベ 1546 +300

ストップ高。19年3月期の営業利益を従来予想の4.60億円から6.03億円(前期実績3.96億円)に上方修正。収益性の高い物件の確保等が寄与。また、25日に上場市場を東証1部または2部に変更する。株主分布状況の改善と流動性向上のため、67万9900株の株式売出、10万1900株のオーバーアロットメントによる売出及び第三者割当による新株発行を行う。

<5216> 倉元 224 -13

急落。信用取引に関する規制措置が嫌気され、売られている。東証は3日から同社株の信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)に引き上げた。信用規制で株式需要が低下するとの警戒感が投資家の間に広がっていることに加え、1日に年初来高値(253円)を付けており、いったん利益を確定するための売りも出ているようだ。

<4667> アイサンテクノ 4045 +175

大幅に4日続伸。高精度3次元地図データを手掛けるダイナミックマップ基盤(東京都港区)と共同で、国土交通省航空局が公募した「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験 実証実験実施者」に選定されたと発表している。将来の自動走行車両の導入に向けたファーストステップとして、18年度に空港の制限区域内での乗客・乗員の輸送を想定した自動走行の実証実験の実施を予定している。

《DM》

提供:フィスコ

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