10月10日の仮想通貨市場動向【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年10月10日 19時36分

10日のビットコイン(BTC)は、73.6~75.2万円で推移した。5日、25日、75日線と各移動平均線が集中している74万円水準では拾う動きも散見され、総じて下値の堅い動きとなった。Bitcoin.com社CEOロジャー・バー氏によるビットコインキャッシュ(BCH)を基軸通貨とする仮想通貨取引所の立ち上げ計画が明らかになったが、この報道によるビットコインキャッシュ(BCH)の反応は限定的であったうえ、その他のアルトコインへの波及も確認できなかった。他方、仮想通貨市場におけるビットコイン(BTC)のドミナンスは52%台半ばとなっており、前週末からじりじりとその割合を高めている(コインマーケットキャップより)。

外部環境としては、ドルインデックスの戻り基調が続くなか、足元で懸念されていた為替相場におけるドル安・円高基調も概ね一服。足元のBTCは、ドル建て価格が優位な状況が続いており、新規の材料に欠けるなかでは、円建て価格との差異に着目した商いは意識される可能性がある。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.