<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2018年10月12日

市況
2018年10月12日 17時11分

今週の日経平均終値は22694円66銭、前週末比1089円06銭安でした。

今週の日経平均の週足大陰線は今年2月2週に記録した1891円安以来の大きさとなりました。週間で1000円を超える大陰線を高値圏から出してしまうと調整はやや長引く傾向にあり、波乱が完全に収まるまで数週間は要することになります。金利は株式にとって大敵であり一度意識してしまうと影響はなかなか抜けません。米景気が強いがための金利上昇ですが、けん引役であった米IT・ハイテク株の強い売られ方を見るとしばらくは調整を強いられそうです。日本株も米国株が上昇軌道に回帰しないと先の高値2万4000円台に戻すのは早急には難しいでしょう。2万4000円台まで買い上げてくれた外国人マネーも自身の傷を修復するのが先でしばらくはお休みモードとなりそうです。日経平均のチャートを見ると今年5月から4カ月以上も続けていたボックス圏へと逆戻り。今日は200日移動平均線(2万2507円)にサポートされて下げ渋りましたが、急落の余韻がまだ残っている状況ですので今月は2万2000円辺りまでの下振れがあっても不思議ではありません。ただ、この2万2000~2500円はかなり強い底値ゾーンでもあるため買い向かうには良い値頃帯ともいえます。来週、米国の金利が落ち着けばより魅力的な買い場となってくるでしょう。(ストック・データバンク 編集部)

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