NY為替:ドル続伸、米FOMC議事要旨で緩やかな利上げ軌道を確認

通貨
2018年10月18日 6時40分

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円02銭から112円57銭まで上昇し、112円66銭で引けた。米国の9月住宅着工件数が予想を下回ったためドル売りが優勢となった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(9月会合分)で、中立水準を上回るまで利上げを継続することを支持する意見が見られ、利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。また、米財務省は公表した為替報告で中国を為替操作国と認定することを見送り、円も軟調に推移。

ユーロ・ドルは、1.1547ドルから1.1496ドルまで下落し、1.1500ドルで引けた。欧州委員会がイタリアの予算を却下する可能性が強まり、イタリアの格下げ懸念が嫌気され、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、129円17銭まで下落後、129円62銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3149ドルから1.3100ドルまで下落した。英国のインフレ率の低下でポンド売りが優勢となった。さらに、ブレグジットへの不透明感に戻りも鈍かった。ドル・スイスは、0.9916フランから0.9955フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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