KYBは一時13%安と連日の急落、免震装置のデータ改ざん問題を引き続き嫌気
KYB<7242>が連日の急落。株価は一時、前日に比べ13%安の2770円台に下落し、16年2月以来の安値水準に売り込まれている。16日の午後1時40分頃、同社と子会社のカヤバシステムマシナリーが製造・販売していた免震・制振装置の検査工程などで性能検査記録データの改ざん行為があったことを発表。性能評価基準に適合していない製品を建築物に取り付けていたことから、同社への信頼性低下や不適合製品の交換に伴う巨額損失への懸念が膨らみ株価は急落。16日は11%安となり、17日はストップ安に売り込まれていた。同社は建機向け油圧機器で高実績を持つが、中国景気の先行き不透明感もあり株価は軟調だったところにデータ改ざん問題が直撃。株価は10月2日の直近高値5320円から半値近い水準にまで下落している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年10月18日 15時51分