米国株見通し:米長期金利上昇を嫌気して下げる展開再燃も

市況
2018年10月18日 18時28分

S&P500先物  2807.75(- 8.50) (18:10現在)

ナスダック100先物  7287.50(-25.75) (18:10現在)

18時10分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小安く推移。NYダウ先物は前日比60ドル安程度で推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、18日の米株式市場は売り優勢気味に始まりそうだ。

前日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の9月会合議事要旨で、中立水準を上回るまで利上げを継続することを支持する意見がみられ、米長期金利が上昇しており、株式市場が嫌気して下げる展開が再燃する可能性がある。欧州についても、ブレグジット交渉やイタリア予算に関する不透明感は強い。NY原油先物は、米国原油生産量の減少が改めて注目され、下げ渋る可能性もある。

本日発表となる米経済指標は、10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、先週分新規失業保険申請件数、9月景気先行指数。強弱ミックスの予想で、株式市場にとってはやや中立的な材料になるとみられる。決算発表は、アメリカン・エキスプレスやペイパルなどがある。

《KK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.