NY株式:NYダウは327ドル安、金利上昇への懸念が強まる

市況
2018年10月19日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は327.23ドル安の25379.45、ナスダックは157.56ポイント安の7485.14で取引を終了した。昨日のFOMC議事録を受けて、米長期金利の上昇局面が長期化するとの見方が強まり、ハイテク株を中心に売りが先行。中国経済の減速懸念からアジア株がほぼ全面安となったことも相場の重しとなり、終日下落となった。セクター別では、電気通信サービスや食品・飲料・タバコが上昇する一方でメディアや小売が下落した。

ゲーム企業のアクティビジョン・ブリザード(ATVI)は、新作ゲームの販売数が予想を下振れ下落。アパレルのギャップ(GPS)は、JPモルガンによる投資判断引き下げを受け軟調推移。米国債利回りの上昇基調が続くとの予想から、検索大手のアルファベット(GOOGL)や動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)など主要ハイテク株も売られた。携帯端末のアップル(AAPL)は30日に製品発表イベントを行うことを明らかにしたほか、明日から「iPhone XR」の予約受付を開始する予定だが軟調推移。一方で、金属大手のアルコア(AA)やタバコ会社のフィリップ・モリス(PM)は、決算内容が好感され上昇した。

クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)は、マーケット終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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