★本日の【イチオシ決算】ホットリンク、日本モゲジＳ、ゼンリン (10月22日)

注目

2018年10月22日 19時09分

【お知らせ】24日(水)から19年3月期中間期の決算発表が本格化します。

※決算発表の集中期間(10月24日～11月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。

１．★本日の【サプライズ決算】速報　　＜16時＞に配信

２．★本日の【サプライズ決算】続報　　＜18時＞に配信

３．★本日の【イチオシ決算】　　　　　＜21時＞に配信

ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。

１）本日（10月22日）引け後に発表された決算・業績修正

● イチオシ決算

【ホットリンク <3680> [東証Ｍ]】　★今期最終を一転65％増益・最高益に上方修正

◆18年12月期の連結最終利益を従来予想の2900万円→2億3300万円に8.0倍上方修正。従来の79.4％減益予想から一転して65.2％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。リスクモニタリング事業を譲渡することを決定。同事業を承継する子会社リリーフサインの議決権ベース63％の株式売却に伴い、売却益3.8億円が発生することが上振れの主因。

● サプライズな決算発表・業績修正

ＣＥＨＤ <4320> 　　★前期経常を31％上方修正

◆18年9月期の連結経常利益を従来予想の4億5000万円→5億9000万円に31.1％上方修正。増益率が2.0倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。電子カルテシステム新製品の売上計上時期が遅れ、売上高は計画を下回ったものの、固定費を中心としたコスト削減や販管費減少などで採算が大きく改善した。

エスティック <6161> [東証２]　　★今期最高益予想を28％上乗せ、配当も16円増額

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の12.9億円→16.5億円に28.1％上方修正。増益率が2.7％増→31.6％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。自動車用ネジ締め工具ハンドナットランナーの受注が想定以上に伸びることが寄与。好採算品の販売が増加することも利益を押し上げる。

業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の67円→83円(前期は65円)に増額修正した。予想PERが15.4倍→12.5倍に低下し、割安感が強まった。

日本モゲジＳ <7192> 　　★上期経常最高益予想を23％上乗せ

◆19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.4億円→5.5億円に23.2％上方修正。増益率が24.8％増→53.8％増に拡大し、従来の2期ぶりの上期過去最高益予想をさらに上乗せした。住宅金融事業と住宅瑕疵保険等事業で原価低減や販管費削減が想定より進んだことが寄与。

アールビバン <7523> [ＪＱ]　　★上期経常を2.3倍上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.7億円→18億円2.3倍上方修正。増益率が23.4％増→2.9倍に拡大する見通しとなった。デリバティブ評価益8.9億円が発生したことが利益を大きく押し上げた。アート関連事業で原価低減が進んだことに加え、ホットヨガスタジオの出店費用が予算内に収まったことも上振れの要因となった。

桜島埠 <9353> [東証２]　　★上期最終を一転黒字に上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の連結最終損益を従来予想の1000万円の赤字→8200万円の黒字に上方修正し、2.6倍増益見通しとなった。主力のばら積み貨物の取扱数量が想定より増加し、売上高が計画を12.8％も上回ったことが業績を押し上げた。

ゼンリン <9474> 　　★上期経常を一転34％増益に上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想のトントン→9.7億円の黒字に上方修正し、一転して33.8％増益見通しとなった。企業・自治体向け住宅地図データの販売が伸びたほか、国内カーナビ用データの売上計上が前倒しとなったことも収益を押し上げた。また、費用の一部計上が下期へずれ込んだことも上振れの要因となった。

２）10月23日の決算発表銘柄（予定）　★は注目決算

■引け後発表

◆第2四半期決算：

<4549> 栄研化

<4973> 日本高純度

<5423> 東京製鉄

<6594> 日電産　　　　　　　★

<7949> 小松ウオール

<9691> 両毛システム [ＪＱ]

◆第3四半期決算：

<7309> シマノ

合計7社