東京為替:ドル・円はもみ合い、材料難で方向感は乏しい
24日午前の東京市場でドル・円はもみあい。日本株は反落したものの、円買いには振れてはいない。ただ、材料難で方向感の乏しい値動きが続いた。
ドル・円は、朝方の買い一服後は112円30銭台に失速する場面もあったが、その後上海総合指数が一時上昇に転じ、円売りに振れた。日経平均株価は前引けにかけて反落したが、ドルは112円半ばの水準を維持した。
正午にかけての上海総合指数は前日終値付近で不安定な値動き。米株式先物もマイナス圏推移。一方、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で、日経平均株価の再浮揚を期待した円売りが続く。ただ、材料難でポジションを傾けにくいようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円32銭から112円55銭、ユーロ・円は128円77銭から129円07銭、ユーロ・ドルは1.1462ドルから1.1475ドルで推移した。
【要人発言】
・トランプ米大統領
「FRB議長は、われわれが素晴らしいことを行うと利上げをする。利上げが楽しいようだ」
「FRBが最大のリスク。利上げペースが速すぎる。オバマの時はゼロ金利だった」
《SK》
提供:フィスコ