小野測器が後場上げ幅を拡大、第3四半期営業損益が黒字に転換
小野測器<6858>が後場上げ幅を拡大している。午後1時45分ごろに発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高107億3000万円(前年同期比24.7%増)、営業損益6億3300万円の黒字(前年同期2億6500万円の赤字)、最終利益4億1900万円(同2億1200万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したことが好感されている。
前期に落ち込んだ計測機器の回復が進んでいることに加えて、全社を挙げて業務効率や原価率改善への取り組みを継続したことが貢献した。また、今年1月から稼働を開始した新情報システムに伴う費用の減少や、製造や販売支援活動に注力した結果、研究開発費が減少したことなども寄与した。
なお、18年12月期通期業績予想は、売上高141億円(前期比16.8%増)、営業利益10億5000万円(同5.7倍)、最終利益7億円(同3.5倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)