明日の株式相場見通し=海外相場依存で方向感乏しい、下値固まらず不安感は持続

市況
2018年10月24日 17時15分

あす(25日)の東京株式市場では、引き続き海外株式相場や外国為替市場の動向に左右されながらの方向感に乏しい展開が予想される。日経平均株価は、終値ベースでみて10月2日の高値から約2200円と大幅下落しているものの、下値固めの兆しが見えてこないことから、買い手控え姿勢のままとなりそうだ。

市場関係者からは「きょうの相場では、後場に入って中国・上海総合指数の上昇を好感して日経平均が一時、前日比200円高近くまで上昇し、80円高で反発して引けたことよりも、前場終了間際の取引時間中に、2万2000円台を割り込んで、前日の取引時間中の安値(2万1993円)を下回ったことの方が頭に残った。下値が固まる機運が明確にならないと、押し目買いよりも決算発表に伴うガイダンスリスクを避けたいとする売りが優勢にならざるを得ない」との見方が出ていた。

日程面では、安倍首相が訪中(~27日)、9月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、トルコ中銀の金融政策決定会合、独10月のIfo景況感指数、韓国7~9月期のGDP、米9月の耐久財受注が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.