ワコムが急反騰、上期経常が77%増益で着地
ワコム <6727> が急反騰。5日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比77.3%増の29.1億円と、10月12日に上方修正した数値とほぼ同値で着地。これを受け、足もとの好調な業績を評価する買いが改めて向かったようだ。
スマートフォン、タブレット、ノートPC向けペン・センサーシステムに対するメーカー各社からの需要が早期化したことなどで、2ケタ増収を達成した。販管費が大きく減少したことも大幅増益の要因となった。一方、競争環境の変化でペンタブレット製品の中低価格帯モデルの市場浸透が進まず、ブランド製品事業は減収減益だった。
株探ニュース