<注目銘柄>=アウトソーシング、第3四半期決算で順調な進捗を確認

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2018年11月7日 10時01分

アウトソーシング<2427>は10月30日安値1285円を底に上昇基調へ転じている。

11月2日に第3四半期累計(1~9月)決算を発表し、売上高2210億5800万円(前年同期比34%増)、営業利益92億8300万円(同38%増)となった。なかでも、一般応募者をグループのKENスクールで教育して配属するスキームが伸長し、国内技術系アウトソーシング事業が好調。国内技術系在籍人数は第3四半期末で1万2138人と、通期計画の1万1534人を既に上回っており、今後の業績向上に貢献しよう。

一方、海外拠点の収益の伸びが想定を下回っているもようだが、今年8~9月に買収した英国および豪州2拠点とのシナジーが期待できる。

18年12月期通期業績は、売上高2900億円(前期比26%増)、営業利益138億円(同21%増)を見込む。通期計画に対する第3四半期累計営業利益の進捗率は67%だが、同社決算は四半期ごとに利益水準が高まっていく傾向があり、前年同期に比べると8.3ポイント上昇している。このことから通期予想は上振れの可能性大で、市場予想平均は同147億円台。また、19年12月期は同192億円を見込む証券会社もある。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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