サンコールが大幅反発、今期経常を一転35%増益に上方修正
サンコール <5985> が大幅反発。7日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比99.6%増の23.1億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
自動車分野で弁ばね用鋼材やエンジン用部品などの好調が続いたほか、サーバー向けHDD用サスペンションの販売も伸びたことが寄与。原価低減や北米子会社の生産性向上による採算改善も大幅増益に貢献した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の23.8億円→34億円に42.9%上方修正。従来の5.8%減益予想から一転して34.5%増益見通しとなった。
前日終値ベースの予想PERが13.0倍→10.6倍に低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。
株探ニュース