日特塗料は大幅安、原材料価格高騰や固定費負担の増加で19年3月期業績予想を下方修正

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2018年11月8日 10時06分

日本特殊塗料<4619>は大幅安で続落となっている。同社は7日取引終了後、19年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高を606億円から604億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を33億円から26億円(同20.9%減)へ、最終利益を40億円から26億円(同34.3%減)へそれぞれ減額した。

第2四半期累計期間で売上高は、塗料関連事業で主力の建築・構築物用塗料が受注環境の低調ななかで前年同期並みの実績にとどまった一方、自動車製品関連事業の業績が下支えとなり、ほぼ想定どおりの結果となった。損益面では、原材料価格の高騰や固定費負担の増加、海外関連会社の収益下振れなどの連結業績への影響が想定を上回り、前回予想を下方修正した。通期の業績予想については、第2四半期累計期間の実績に加え、原材料高の影響を含む外部環境や最近の業績動向などを踏まえ予想を下方修正した。

あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高286億7000万円(前年同期比9.3%増)、営業利益11億1900万円(同9.6%減)、最終利益12億8900万円(同30.0%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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