コスモスイニシア---2Qは大幅な増益、レジデンシャル事業、ソリューション事業、工事事業が業績に貢献

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2018年11月8日 11時49分

コスモスイニシア<8844>は7日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.0%増の419.91億円、営業利益が同354.3%増の19.76億円、経常利益が同599.8%増の17.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が18.54億円(前年同期は1.63億円の利益)となった。

当年度における、新築マンション及び新築一戸建の引渡計画に対する契約進捗率は、18年9月30日現在各々81.0%、58.4%であり、投資用不動産の販売も順調に進捗していることから、業績は概ね計画通りに推移している。

レジデンシャル事業の売上高は前年同期比44.0%増の187.41億円、セグメント利益は8.72億円(前年同期は5.56億円の損失)となった。新築マンション及び新築一戸建の引渡戸数が増加した。

ソリューション事業の売上高は前年同期比4.5%増の175.20億円、セグメント利益は同13.1%減の16.64億円となった。不動産サブリースにおける空室率が前年同期比1.9ポイント改善の2.9%となったことや、「MIMARUシリーズ」のホテル運営を本格的に開始した一方で、ホテル開業費用の負担があったこと等により、増収減益となった。

工事事業の売上高は前年同期比27.6%増の50.19億円、セグメント利益が0.70億円(前年同期は2.81億円の損失)となった。オフィス改修工事の受注が増加したことや、売上総利益率が改善した。

海外事業の売上高は前年同期比49.2%減の9.40億円、セグメント利益は同112.0%増の0.88億円となった。第1四半期においてホテル・リゾート運営事業から撤退したことにより、減収増益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.1%増の1,050.00億円、営業利益が同7.8%増の52.50億円、経常利益が同9.9%増の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.1%増の44.00億円とする期初予想を据え置いている。

《MH》

提供:フィスコ

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