NY為替:ユーロ反発、英国とEUが離脱協定草案に合意

通貨
2018年11月14日 7時12分

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円04銭から113円73銭まで下落し、113円83銭で引けた。英国と欧州連合(EU)の離脱協議での進展を受けた欧州通貨高がドルの上値を抑制した。原油先物の急落を受けて世界経済への成長鈍化が警戒されたことから、リスク回避の円買いも観測された。

ユーロ・ドルは、1.1294ドルまで上昇後、一時1.1253ドルまで反落したが、1.1289ドルで引けた。英国とEUの離脱条件合意報道を受けてユーロを買い戻す動きが広がったものの、イタリアが予算案で成長や赤字目標を変更しない方針を示したことから、ユーロは伸び悩んだ。

ユーロ・円は、128円19銭から128円75銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2940ドルから1.3047ドルまで上昇。英国と欧州連合(EU)が離脱条件で合意したとの報道にポンド買いが強まった。しかし、一部で英国議会の承認を得るのは困難との見方も浮上し、伸び悩んだ。ドル・スイスは、1.0102フランから1.0069フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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