明日の株式相場見通し=材料不足で手控え姿勢、海外要因に依存度高まる

市況
2018年11月14日 17時12分

あす(15日)の東京株式市場は、引き続き手掛かり材料不足の市場環境のなか、売り買いともに手控え姿勢が強まりそうだ。4~9月期決算や19年3月期業績見通しの発表が一巡したことで、海外株式相場や外国為替市場など外部要因への依存度が高まりそうだ。

市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、日経平均が前日に500円近く急落した反動で、寄り付きから押し目買い優勢で一時、前日比約180円高まで買い進まれる場面があったものの、前場引けに掛けて一気に売り優勢となった。きっかけは、日本時間午前11時に発表された中国10月の小売売上高が伸び悩みをみせ、中国景気に減速懸念が浮上したことだ。中国・上海総合指数も軟調な推移となり、中国経済への警戒感が強まっている」との見方が出ている。

14日の東京株式市場は買い優勢で始まり、日経平均は途中安くなる場面もあったが、後場に入って持ち直し結局、小幅ながら反発して引けた。日経平均株価終値は、前日比35円96銭高の2万1846円48銭と小幅反発した。

日程面では、10月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、東アジア首脳会議、米10月の小売売上高・輸出入物価指数、欧州10月の新車販売が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.