田辺工業は4日ぶり反発、プラント設備の繰越工事が順調に推移
全般軟調地合いのなか、化学プラントを主体とする工事会社の田辺工業<1828>は4日ぶりに反発している。同社は5日、19年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は174億6700万円(前年同期比23.3%増)、経常利益は12億7700万円(同61.0%増)、最終利益は8億6300万円(同60.7%増)と大幅な増収増益を達成した。
化学業界を主要顧客とするプラント設備工事で、前期からの繰越工事が順調に進んだことが寄与している。施工効率の改善や原価管理の徹底に取り組んだことも増益に貢献した。
株価は、6日に1005円の高値をつけて以降調整局面となっていたが、900円水準で値固めの兆しをみせはじめている。PER7倍台、PBR0.7倍水準と株価指標面では割安水準にある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)