アライドアーキテクツ---海外事業への投資により連結赤字も、国内事業は好調

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2018年11月16日 8時54分

アライドアーキテクツ<6081>は14日、2018年12月期第3四半期(2018年1月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.5%減の30.81億円、営業損失は0.14億円(前年同期は0.86億円の損失)、経常損失は2.33億円(同1.61億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3.09億円(同0.00億円の利益)となった。

同社グループでは各種サービスの機能拡充や営業体制の見直しに加え、マーケティングに関するSaaS(Software as a Service)と各種ソリューションのクロスセルなどにより、顧客企業の総合的なソーシャルメディアマーケティング支援に取り組んだ。国内事業は、アライドアーキテクツ単体としては順調に推移しており、第4四半期で四半期最高益を見込んでいる。これまでの事業拡張と今後の事業展開の方向性を再定義し、企業における「ファン」と企業の最適な関係構築を目指す「ファン・リレーションシップ・デザイン」構想を掲げ、ファンとともにビジネスの成長を目指す企業を包括的に支援していくとしている。

シンガポール子会社であるReFUEL4Pte.LTD.は、顧客企業への提供価値やビジネスモデルをよりわかりやすく表現することを目的にサービス名称を「CREADITS(R)」に変更し、変更に合わせて商号もReFUEL4Pte.LTD.からCreaditsPte.Ltd.に変更した。広告クリエイティブに特化したグローバルプラットフォーム「CREADITS(R)」は、市場のニーズに合わせてビジネスモデル変更による解約が発生するも、改善しながら順調に成長している。事業の選択と集中の結果として、利益率の低い海外SNS広告について実施しないこととしたため、売上高は減少した。

2018年12月通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比27.8%減(前回予想比2.5%減)の40.47億円、営業利益が0.00億円(同99.9%減)、経常損失が2.23億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.31億円としている。

《MH》

提供:フィスコ

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